当社は「プロジェクト型社会の創出」を企業理念に掲げて2016年に創業し、以来デジタルトランスフォーメーション領域でのコンサルティングサービスを軸に事業を拡大してまいりました。近年では、複数の事業会社をグループに迎え、サービス領域の拡充と事業基盤の強化を進め、2024年1月には、持株会社体制への移行に伴い「株式会社プロジェクトホールディングス」へと商号を変更し、企業グループとしての持続的な発展を見据えた新たなステージへと歩みを進めております。
また、当社グループが継続的に発展し、日本社会をプロジェクト型に変革していくためには、次世代を率いるプロフェッショナル人材の育成・輩出が極めて重要であると考えています。 次世代を担う「Potential人材」を見極め、「Professional人材」を育成し、その「Professional人材」たちがそれぞれのビジョンをもとに仲間を集め、渦を作り社会変革の原動力となる。 そのようなイメージを込めて、「P」が渦のように集まる図柄をコーポレートロゴとして策定したほか、社内ではプロフェッショナルとしての行動指針を「PHD Professional Ism」としてまとめるなどの取り組みを進めています。
これまではベンチャーフェーズの会社として業績指標を重視して成長路線を追ってきましたが、改めて創業以来掲げてきた「プロジェクト型社会の創出」というミッションの実現を見据え、多様なステークホルダーの皆さまへの価値提供にいっそう力を注いでまいります。日頃より当社のサービスをご利用いただくお客さま、未来を共創する従業員やビジネスパートナー、そして株主・投資家の皆さまに対して、持続的に価値提供することこそが、中長期的な成長と企業価値向上につながると確信しております。
今後も、ガバナンス体制や組織風土・労働環境をさらに整備・改革し、事業を再び成長軌道に乗せるとともに、新規事業の創出など次なる挑戦にも注力してまいります。歩みを止めることなく、皆さまの期待を超える成長を実現すべく努力を続けてまいりますので、株主・投資家の皆さまにおかれましては引き続き当社グループへのご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。